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道。 うちのこまとめページ

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将来の話

【2020.6.23】

セカカイ大学生パロです。
カイト大学2年、セカル大学3年。
セカルの高校卒業式から付き合ってます。

台詞掛け合いのみ。小ネタで短いです。
バカップルがコントしてるだけ。
セカルは天然タラシ。

セカルにとって将来は既定路線なので、未来像に疑問を持ってない。
(だからこういう話の時は、カイトがツッコミに徹する)



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「セカルは将来どうするの?」

「将来?」

「そういうの考える時期かなーって。就活始まったんでしょ?どんな感じ?」

「あー…まあそこそこ」

「いい会社行って、たくさん稼いで、お母さんとタキちゃんを支える~とかそんな感じ?」

「いや、母さんは、家のことは気にするなって言ってるからな。それよりも…」

「それよりも?」

「…あー、お前とのことをしっかりしろってさ」

「あたし?」

「だからそこそこのところに就職して、お前と子供を養えるくらいに稼いで、休日は親子で遊びに行くような…」

「待って!!色々吹っ飛んでたんですけど?!」

「何が?」

「ま、まず今の話さあ、結婚してなきゃいけないでしょ。まだプロポーズされてませんけど?」

「え!あ、いや、そういうつもりで言ったわけじゃ…」

「それに、こ…子供って!あ、あたしとあんたが、その…あー!!無理!頭追いつかない!」

「悪かった、ちょっと飛躍した」

「ちょっとじゃないわよ、どんだけぶっ飛んだの?!順序と時空飛びすぎよ!」

「おう…悪い」





「…で、そんな問題発言してくれたわけだし?ちゃんと全部叶えてよね」

「そのつもりだ。そうだな…子供は何人だろ…」

「だからー!それが一番飛躍しすぎなんだってば!」

「お前は何人がいい?」

「え…二人くらい?じゃなくてさあ!その前よ前!けっ、結婚は…どうすんのよ…」

「お前が大学卒業したらするぞ?」

「え……?ええー!?!」

「言ってなかったか?」

「初耳よ!た、たしかに入学前に貰った指輪は、左手薬指につけてるけどさあ…」

「オレが社会人になったらちゃんとした婚約指輪買うから。それまで待っててくれ」

「ねえこれプロポーズ?芝居形式の長い長いプロポーズなの?」

「いやまだプロポーズはしないだろ?」

「はぁあ~?このプロポーズ詐欺何なのよー!!」




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